抜け毛対策 - 薄毛を止める方法

抜け毛対策

抜け毛 対策

抜け毛の原因は人それぞれですから、自分にあてはまる原因を特定し、抜け毛を食い止める対策を行いましょう。

シャンプーをしたら、大量の抜け毛が・・ブラッシングをしたら、髪がたくさん抜けた・・そんな時に抜け毛の対策を怠らないようにしないと、ハゲになってしまいます。

日本では、男性のおよそ10人に1人が髪の毛が薄いことに悩んでいるといわれています。
遺伝だから…と簡単に諦めず、抜け毛と髪についての正しい知識を身につけて、早めに対処しましょう。

 

 

毎日のヘアケアが必要

抜け毛 対策

抜け毛の防止と言っても、ひとりひとりの症状や原因は異なります。
抜け毛防止で一番重要なのは、自身の抜け毛の状態や症状を知ることです。
抜け毛 対策や治療法にもいくつかの方法があり、まずは自身でできる範囲のことを行ってみましょう。

抜け毛の進行速度はゆっくりだったり、急速だったり人それぞれで、その原因は食事、ストレス、遺伝的要因、加齢、皮膚の炎症、薬の副作用など様々な複数要因が重なったりして起こります。
そのため、今の医学でも人それぞれの症状から原因を特定する事が難しいため原因不明となる場合も多いようです。

急な抜け毛の原因

  • 大きなストレス
    十分な休息が必要です。睡眠時間を増やしたり、ビタミンや鉄分が多く含まれた食生活が好ましいです。
  • 毎日の不規則な生活
    1日3食のバランスの取れた食生活が大切です。油っぽいものばかり食べたり、夜食や間食をするなど、食生活の面も考えましょう。 とにかく原因を絶つことが必要です。夜更しは止めて、規則正しい生活を目指しましょう。
  • ダイエットや疲れによる急激な体調の変化
    ダイエットを止めて、身体を休めることが大切です。十分な睡眠時間を確保しましょう。ビタミンなどのサプリメントを摂取すると回復も早いです。 あまりにも体調不良の場合は、医者の診察を受けてください。

抜け毛を防止する

 

髪の仕組み

髪の構造

動物の毛は中心部が空洞になっていて、空気が詰まって高い保温効果を発揮します。
一方、人間の髪の毛はコンパクトで中身がぎっしり詰まっているのが特徴で、あまり保温効果がなくてしかも重いです。
人間は進化と共に毛がなくなって、現在では主に美容の意味で、頭にだけ残っているのが髪の毛です。
中味のぎっしり詰まった人間の髪の毛で防寒コートをつくったとしても、動物の毛皮ほど暖かくないし、きっと重いです。

人生と髪の毛

髪の毛の中心部には、毛髄という比較的柔らかい部分があります。
この毛髄とメラニン色素があるかないかによって、毛は3つに分類されます。
まず、赤ん坊が母親の胎内にいる初期の頃に全身をおおっているうぶ毛は、満2歳の頃には少し太い硬毛に生え変わり、生まれたばかりの赤ん坊の頭に生えているのはほとんどが硬毛です。
硬毛には毛髄はありますが、メラニン色素が少なく茶っぽくて腰が弱く頼りないのが特徴です。
乳児から幼児、学童期、思春期と年齢が加わるごとにメラニン色素が増え、艶やかでコシのある硬毛に変わっていきます。
硬毛は成長を完了した毛で、終毛ともいわれ、思春期には、わき毛や陰毛もこの終毛になります。
50歳を過ぎる頃になると、一般に多くの人は髪が薄くなってきます。
しかし、これは加齢による自然な老化現象に基づく薄毛ですからしかたありません。
人間の髪の毛は体の老化とともに今度は成長と逆のコースをたどって軟毛が増え、さらに軟毛はうぶ毛にかわって、髪はその一生を終えます。

成長期の髪

髪は頭皮を斜めに横切って生えていますが、成長期の抜けない毛は、根元の部分がフラスコのようにふくらんでいて、その先端の凹んだ部分に毛の生産工場にあたる毛乳頭が、乳首のように入り込んでいます。
これに接して毛母細胞が並んでいて毛乳頭へ達している毛乳頭毛細血管から栄養をもらって分裂し、上に伸びて立派な毛になります。

ジヒドロテストステロン(DTH)

抜け毛 対策

男性型脱毛症と呼ばれる症状の特徴には、進行形という事があります。
抜け毛が増えている状態のまま放置していると、数年後には取り返しのつかない事になっている可能性が高いです。
この男性型脱毛症を促進させる物質をジヒドロテストステロン(DTH)と言います。
男性ホルモンであるテストステロンが過剰に分泌すると、毛根にある毛包の皮脂線の所にある5αリダクターゼと呼ばれている酵素が働き始めます。
すると、抜け毛を起こすジヒドロテストステロンに変化してしまいます。

このジヒドロテストステロンは毛根を傷つけて、抜け毛を引き起こします。
5αリダクターゼは「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン」へと変化させるので、5αリダクターゼの働きを抑えれば抜け毛予防に繋がります。
抜け毛の原因となる5αリダクターゼを抑える為には、男性型脱毛症の治療として皮膚科等で処方してもらえるフィナステリドがあります。

他にも、普段の食事の中に含まれている亜鉛(ムギやカキに含まれているミネラル)も、5αリダクターゼの働きを抑える効果があります。
抜け毛が気になる人は、亜鉛が多く含まれている食品を積極的に食べるようにすると良いと思います。
またノコギリヤシも、抜け毛の症状を改善する事が出来る効果があると言われています。
ノコギリヤシのサプリメントも市販されていますので、利用しても良いと思います。